防災情報XMLを取得するには、前述の通りpubsubhubbubのSubscriberを構築する必要があります。
SubscriberはHubからのhttpによるGETまたはPOSTを処理できなければなりません。
そのためインターネット上の公開サーバーに仕組みを構築する必要があります。
簡単な実装は
気象庁XML利活用セミナー
にある「気象庁XMLを入手しよう」の講演内容がそのまま利用できます。
もともと当サイトはPHPを使用していましたので、今回もこの講演内容をベースにPHPでSubscriberの実装を行いました。
さて実際に実装が完了したらテストしてみます。これも活用セミナーの内容をそのまま行います。
PublisherはATOMが吐けるblog等が使えます。Hubはこちらの
デモ用Hubを
利用すると良いです。
Suibscription DebugのページのSubscribe/Unsubscribe用のフォームから必要事項を入力し、[Do it]ボタンをクリックします。
正常に登録されても何も画面変化は起こりませんので
下方にあるSubscriber Diagnosticsで正常に登録されたかを確認します。
ここで一番はまりやすいのは、subscribe/unsubscribeのGET要求に対するHTTP Responseの
Message bodyはhub_challengeの値をそのまま返すのですが、これにホワイトスペース等が
付加されていると旨く処理されないということです。
ありがちなのはPHPの終了タグの後ろに改行やらが入っているケースです。また
includeするファイルでも気をつけておく必要があります。
いずれにしても、Subscriberのファイルを修正したときは、このデモ用Hubで
正常にsubscribe/unsubscribeができるか確認するのが良いようです。
さて、subscriberのテストが完了したら、気象庁の担当者さん宛にに登録依頼をメールで送ります。
こちらの
ユーザー登録について
のページにある指定の様式、内容で所定のアドレスに送ります。
しばらくすると、気象庁の担当者さんからユーザー登録完了の旨の連絡が来ます。
基本的にはこれで完了なのですが、私の場合は、こちらからのメール送信後数時間後に登録完了連絡を
もらったのですがSubscriberにアクセスがあった形跡がなかったため、実際の配信はもうしばらく後で
あるかと思っていました。しかし2週間経っても配信が始まらなかったため、問い合わせをしたところ
再度登録をしたので確認して欲しいとのこと。このタイミングでHubからの通信が確認できやっと開通
となりました。担当者さんの入力の問題か、Hubの問題かはわかりませんが、このあたりは自動化して、
ユーザー側でコントロールできるほうがありがたいところです。
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